コピーライター代表の長谷川哲士のブログ

株式会社コピーライター代表の長谷川哲士のブログです。

2012年1月10日にカヤックに入社しました。

2015年12月31日で、会社を辞める長谷川哲士です。
本日12月28日が、最終営業日で、最終出社日でした。

退職ブログは、半年前に書いたのですが、

blog.copywriter.co.jp


それとは別に、カヤックに入社した時のあいさつメールをさらしてみます。
「退職ブログ」ならぬ「入社ブログ」という新たなタイプのブログです。

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日付2012年1月10日 16:13
件名【入社のあいさつ】長谷川哲士(コピー部)
To:カヤック全社員

 

カヤックのみなさんへ。

 

はじめまして。

新入社員の長谷川哲士(てつじ)と申します。

 

小便より大便のほうが早くて、

ニュンチュウに似ていると言われたことがあります。

あだ名は「てつG」を検討しています。

 

きょうからコピー部で働くことになりました。

よろしくおねがいします。

 

かんたんな自己紹介を

ダダっと述べておきます。

 

まず、人生のはじまりですが、

4月8日に島根県で生まれました。

ブッダ沢尻エリカさんとおなじ誕生日です。

 

そして、普通高校普通科を卒業し、

大学進学とともに上京。

大学では哲学をまなびました。

なぜ「哲学」かは、ぼくの名前を見ればわかるかと。

 

卒業後は、リクルートで2年半、

タウンワークやフロムエーという

求人誌の中にある、求人広告をつくってました。

その後、リーマンショックのおかげで

フリーランスになって、2011年を終えました。

 

たった12行で語れるほどの27年です。

いまは、これまでやってきたことより、

これからやることを語りたいと思います。

 

では、コピー部で何をしたいのか。

以下、ドバーっと書いておいたので、

お時間あるときに読んでくれるとうれしいです。

 

 

 

●書く人を増やす

 

カヤックの経営理念である

「つくる人を増やす」といっしょですが、

じつは、これ、ぼくの人生の理念でもあるんです。

 

「コピーライター」を死語にしたくないので、

コピーライターの広告をやっていきます。

コピー部に入ったのも、フリーでやるより

コピーライターの広告ができると思ったからです。

 

いまやってることって言われると、

Twitterでコピーを30分に1度つぶやいたりしてる

くらいなのですが、もっとできることはあるはずです。

 

あ、そうだ。

カヤックの理念「つくる人を増やす」のおしりには

「。(句点)」がつかないって知ってましたか?

 

 

 

・広告賞より、

 流行語大賞をめざす。

 

広告賞をとった広告のほとんどを

ウチの母ちゃんは見てません。

でも、流行語大賞の言葉は、

母ちゃんでも知っています。

ぼくは、広告の仕事をしている人よりも、

母ちゃんたちに自慢したいのです。

 

ひとつのサービスも、ひとつのコピーも

流行をつくるというのがゴールですし、

狙ってとれるものでもないのかもしれませんが、

狙っていきたいです。もちろん広告賞も。

 

 

 

・コピー部があるから、

 カヤックさんに仕事をたのむ。

 

ゆくゆくは、そんな仕事のたのまれ方をされたいです。

そのために、世の中の人にも、みなさんにも

認められる仕事をしていきます。

 

 

 

・アプリをつくる。

 

せっかくカヤックに入ったのだから、

アプリをつくりたいなと思いました。

JavaとかObjective-Cとかわからないのですが、

こんなのあったらおもしろいだろうと

企画することはできます。

以下、さいきん思いついたアプリです。

 

 

ジャンケン世界一決定戦

(60億人で2人対戦勝ち抜けでジャンケンをやれば、

 32回か、33回連続で勝ちつづけると、世界一になれます

 2の33乗で60億を超えるので)

 

めざせ!高橋名人

(タップするスピードをひたすら競いあうゲーム)

 

10秒ぴったしバトル

(ストップウォッチで10秒ちょうどで止める遊びの豪華版)

 

まばたきカメラ

(撮った動画がまばたきしてるように

 コマ送りになるカメラ)

 

ドリームノート

(先日の合宿で発表した夢中ステーションの元ネタ)

 

テンガ一武道会(G1グランプリ)

(ひたすらスマフォをなぞるスピードを競いあう)

 

名画で一言

(写真で一言はありますが

 名画に特化したものはないので)

 

ググれカラス!

(メモ帳に書いてあったのですが

 何のことかよくわかりません)

 

うんこ日記

(じぶんのうんこをカメラで撮影して

 健康を診断します。うんこはイラストに変換)

 

鈴木康広さんのつくるアプリ

(大好きなアーティストさんで

 このひとがアプリとか考えたら

 おもしろいんじゃないかと思うので)

https://www.youtube.com/watch?v=ToxngII_J7Y 

 

 

・ほぼ日と、仕事をやる。

 

ぼくは、糸井重里さんがだいすきです。

このひとが教祖の宗教なら

喜んで入りたいくらいです。

27文字を基準に改行するのも、

一人称を「ぼく」にしてるのも、

糸井さんへの憧れからきています。

 

フリーになってから

もういちど会社に入るなら、

ほぼ日か、カヤックだと思っていました。

で、ほぼ日は、カヤックよりも

先に受ける機会がありましたが、書類で落ちました…。

 

でも、やっぱり糸井さんや、

糸井さんのDNAをもっている

ほぼ日の乗組員の方たちと

いっしょに働いてみたい気持ちはあります。

 

以前、柳澤さんが、糸井さんとの対談で、

仕事をことわられているようなので、

なんとかリベンジをできればな、と思います。

 

面白法人カヤックのいきかた

ほぼ日刊イトイ新聞糸井重里さんにお会いしてきました」

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070615/274929/

 

 

 

・サイコロ給は、1が出てから振る。

 

サイコロの1が連続して出る確率は1/36。

つまり、1のあとに2以上が出る確率は35/36。

ふつう、2以上が出る確率は5/6。分母分子に×6で30/36。

ゆえに、サイコロ給の期待値はあがる。

 

振り方のルールがあるのかは知りませんが、

可能なら、ぼくは1が出るまで振って、

1が出てから、本番で振ります。

 

 

 

以上、ダダドバーっと思いつくままに

やりたいことを述べました。

 

じぶんの言いたいことを説明するときは

ついつい長くなってしまいますが、

だれかの言いたいことなら、

わりとコンパクトにまとめられます。

 

なので、言葉で困ったら、声をかけてください。

 

こんな長いあいさつを

最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

※テンプレートいただく前にあいさつメールを考えていて、

 せっかくなので、コチラを使うことにしました。

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ぼくが在籍していたこの4年間、このあいさつメールよりも、返信が多かったあいさつメールはありませんでした。
(個別にいっぱい返信もらってる人がいたかもしれませんが…)

何が言いたいかというと、ぼくの言葉がすぐれているわけではなく、みんながやさしいから、そのやさしさに甘えながら、これまでやってこれたんだとつくづく思います。

本当に人にめぐまれた4年間でした。

まさか糸井重里さんとしゃべる機会が訪れるとは思ってませんでしたし、あこがれの方たちと一緒に仕事もできましたし、面白い仕事にもたくさん携われ、アウトプットをたくさん残せて、独立する前の会社として最高の職場でした。

最後の数週間は、自分のサイトをつくったり、ポートフォリオをつくったりする時間に当てられたらなぁとひそかに思ってましたが、今朝も5時まで忘年会のクイズ大会のKeynoteや、社員の名前を使ったドラゴンボールの替え歌をつくってました。

「これ売れるじゃん!」「ジョブズも想定してないだろ」ってレベルでつくり込んだオールスター感謝祭Keynoteを同僚からもらったので、魂に火がついたようです。

コピー書いたり企画考えたりも好きなんですが、社内の身内にしかウケないしょうもない小ネタをこしらえるのがたまらなく贅沢な時間です。(ま、7割ウケなかったんですが…)

とても充実感があり、休日より平日がたのしみな4年間でした。埋め込み画像への固定リンク



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