コピーライター代表の長谷川哲士のブログ

株式会社コピーライター代表の長谷川哲士のブログです。

コピーライターで独立して年収(年商)2000万超えた。2017年は噂のCEOになる。

こんにちは。コピーライター代表の長谷川哲士です。制作会社に4年勤めて、2016年の1月から株式会社コピーライターという、実質はフリーランスの“ひとり株式会社”で活動してみたのですが、「今年の反省」と「来年の展望」を書いておきます。

収入は増えて、労働時間は減った

現時点で株式会社コピーライターの1年間の売上は、21,518,836円。これは納品日ベースの数字で、12月納品でギャラが決まってない仕事は省いてます。消費税入れると2324万くらいです。デザインやサイト制作含めて請け負って、デザインやコーディングを外注するという仕事はしてないので、コピー費のみの売上です。

年間契約のような長い期間の仕事は1件もなく、すべて単発の仕事でした。キャッチコピーやネーミング1発だけで終わる仕事もあれば、毎日コピーを書く仕事もあったり、競合コンペの案件もあったり、セリフをたくさん書く仕事もあったりと、種類もかかる時間も色々です。価格もバラバラで、数万円の請求書もあれば、100万円を超える請求書もありました。

来た仕事はすべて請けましたが「忙しくなったか?」というとぜんぜんそんなことはなく、会社員時代の1/3くらいしか働いていません。立て込んでいる時もありましたが、ほぼ毎日が日曜日というか、会社員時代、休日に仕事をちょこっとやる感覚で、ほとんどの時間が流れていきました。

仕事を増やすために、仲間と働く

目標にしていた売上は達成したのですが、思っていたより仕事が少なかったのが反省点です。コピーが世に出たらFacebookに投稿しているのですが、投稿数が会社員時代より少し減りました。書いたコピーや企画しか、営業ツールがないのでコレではダメです。

実績が減った理由として、前の会社にいた時よりも、提案がボツったり、競合コンペに負けたり、実績公開NGな仕事が増えたりした影響もあります。ですが、仕事の相談の数が多ければ、カバーできたはずです。

そこで来年は、働く環境を変えようと思い、SMAPの事実上解散日である2016年12月26日に、仲間たちと新しい会社をつくりました。

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社名は「」。株式会社噂です。元同僚の氏くんこと、氏田雄介さんに考えてもらいました。ぼくは噂のCEOです。この会社は株式会社エードットのグループ会社。エードットは、島根の松江東高校で同級生だった伊達晃洋くん(写真左)が代表を務める会社です。優秀な営業さんがたくさんいるので、打席は増えるはず。エードットグループには、博報堂を辞めて文鳥社を設立した牧野圭太さん(写真右)がCEOを務める株式会社カラスもあります。

尊敬できる人たちと一緒に働くことで、ひとりでさみしく過ごす時間は減るでしょう。1年前に勤めていた職場では、社内で適当にしょうもないことをしゃべってる時間が、リラックスになっていました。ブレスト(企画出し)に呼ばれることもよくあり、使えない企画をひたすら無責任にしゃべって、みんなが笑ってくれる。それが、自分のストレス解消になっていたことに気づいた1年でした。

来年は、個人に来たコピーの仕事は引き続き株式会社コピーライターで請けながら「噂のプランナー」「噂のコピーライター」としても活動する1年になります。今年使えなかった2/3のリソースを噂で開放します。

噂ですが、コピーの会社ではなく、企画の会社です。ぼくは戦略的にコピーライターと名乗ってますが、コピーライターである前に、プランナーです。というか、コピーと企画はイコールだと思ってます。つまり、いいコピーは、それがそのまま企画になっていることが多いのではないかと。最近だと、ドミノピザの「年末クーポン大そうじ祭」。これと似た企画のはなまるうどんの「期限切れクーポン大復活祭」や「こどもがクーポンになる生こどもクーポン」とかもそう。

自分の仕事だと、「パスポート番号で海外旅行が当たる年末ウルトラパスポートくじ」や「検索結果が履歴書になるエゴサーチ採用」や「面接でふぐをおごるふぐ面接」「誰でもキャッチコピーを3秒で作れるコピースロット」とかですね。

プランナーというのは、企画や仕掛けを考える人です。そして、いい企画だけど、タイトルやコピーがイマイチで話題にならないものも多いので「まぁまぁコピーが書けてそこそこ企画もできる」というのは、自分の強みだと思ってます。噂ではそこをもっと生かします。

最後に求人情報です。

エードットの企画営業、PR、カラスのアートディレクター、デザイナー、ディレクターも絶賛採用中です。17年卒業の新卒の方も募集してます。エードットグループの平均年齢は26歳と超フレッシュな環境。株式上場をめざしているので、いま入れば上場メンバーになれます。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます。こんなに長い文章を読んでくれるいい人に、いい来年が訪れないわけがない。ぼくは来年いい噂をつくっていきます。